ジギングで、青物も底物も活性が低い日に当たったことはありませんか?
スローピッチで底を叩いても口を使わない場合、心が折れそうになります。
そのような場合は、餌釣り一択になります。
ただ、夏の高水温期には、エサ取り軍団も高活性で、一つテンヤだと当たりすら取れないことも多々あります。
そのような場合に活躍するのが、身が固くエサ取りに強いサバの切り身です。
この記事では、船釣りで使用する釣り餌用サバ切り身の作り方を紹介します。
私がサバの切り身を使用する理由3点
私がサバの切り身を使用する理由は下記の3点です。
- 塩サバから作るので、価格が安い
- どこのスーパーでも手に入る
- 身が固く、エサ取りに強い
サバの切り身は塩サバを使用します
スーパーで売っている塩サバを使用します。
普通のサバを使用しても良いですが、塩サバの方が価格が安いので、塩サバを使用します。
鮮度はあまり気にしていません。皮は引かずにそのまま使用します。
海中でヒラヒラさせるためにまず腹骨を削ぎ落します。幅は約1cmくらいに切ります。
幅が広くなると、海中でヒラヒラしなくなるので、これくらいの幅にしています。
サバの切り身の厚さ
サバの切り身の厚さですが、こちらも1cm以下くらいになるように、余分な身を切り落とします。
私は、赤の塗りつぶした部分を切り落とし、腹の厚さとだいたい同じくらいにします。
切り落とす身の量が多く、身切れをするのではないかと不安になるかもしれません。
しかし、後の工程で塩漬けにします。その時に身が固くなるので心配ありません。
切り落とした後
余分な身を切り落とした後のサバの切り身です。
市販の塩サバは鮮度は良くない場合が多く、身が簡単に割れます。
割れないほうが良いとは思いますが、私はあまり気にしていません。
綺麗に切り落としたい場合は、切れ味の良い柳葉包丁を使用すると良いかと思います。
道具の紹介は「魚料理入門を考えている方に必要な道具」をご覧ください。
サバの切り身を塩漬け
写真のように、1cm幅に切りそろえたサバの切り身を、ジップロックのような容器にまとめます。
そこに、多めの塩を絡ませます。塩サバ一匹分に大匙2杯分くらいの塩を使用します。
塩をまぶす目的ですが、サバの切り身に含まれる水分を取り出すのが目的です。
サバの切り身から水分を取り出すと、身が硬くなり、エサ取りにつつかれても簡単には崩れなくなります。
塩をまぶしてから冷蔵庫で一晩位寝かします。
出てきたドリップを捨てて、冷凍庫で使用するまで保存します。
サバの切り身の作り方を動画にしました!
この記事で作り方を紹介した「サバの切り身の作り方」ですが、動画にしました。
この記事の作り方で作ったサバの切り身で釣った魚
カサゴ(ガシラ)
いつもお世話になっています。ジギングをしても、餌釣りをしてもお世話になっています。
水温が低く、釣れる魚が少ない3月でも釣れるのでありがたい魚です。
アコウ(キジハタ)
最近、テレビでも高級魚として取り上げられるようになったアコウです。
まさかサバの切り身で釣れるとは思いませんでした。
サバの切り身を使用した感想
サバの切り身と、エビを使用してカサゴを狙いました。エビは簡単にエサ取りに取られてしましますが、サバ切り身は身が固いので、サバの切り身の方が当たりを取りやすいです。
水中でヒラヒラして、匂いもするためタイラバにつけても効果的だと思います。
サバの切り身を使った釣果
このページで作ったサバの切り身を使って釣りをした釣果です。
カサゴ、アコウなどの根魚釣りで好調な釣果が出ます。